2020年 東京オリンピック・パラリンピック イヤー
明けましておめでとうございます。
2020年になりました。
日本人にとって2020年は特別な年になる事になります。
「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されるからです。
東京の決定から早7年。
私たちは 2013年9月7日(日本時間8日)の決定以来、公私共に2020年を目標に色々と計画を立てていた方も多いのではないでしょうか。
56年ぶりに開催される夏季オリンピック招致「東京」に注目が集まります。当時は東京のほかに、マドリード(スペイン)、イスターンブール(トルコ)の3都市からの投票で決定されました。
昨年はマラソンを「東京」ではなく「札幌」で開催をICO委員会が決定して、驚きの声が出ましたが、ここ数年の東京での猛暑を考えての決断、人命第一との事でした。個人的には良い決断だと、近年の異常気象の中でオリンピックの観客の熱中症は大丈夫なの?と思ってましたからです。
2020年の夏は日本に注目が集まり、またアジアにも注目が集まります。
56年前1964年当時の日本の社会背景と経済
56年前にで開催された時の日本はどのうな時代だったか見てきましょう。
- 敗戦(第二次世界大戦)から19年後
- 固定為替(相場)制 1ドル360 円(輸出に有利)
- 高度成長期中(1954年〜73年)
- GNP(国民総生産)年平均10%以上
- 政府主体の工場地帯の造成
この様に敗戦国から経済大国へ変化を遂げる中の起爆剤として「東京オリンピック」が開催されました。
日本国民が一丸となっていた時代ですね。
当時のオリンピックは「1兆円オリンピック」とも言われました。
その背景には大会運営費や競技施設の整備費の他に97%の費用をかけたのがインフラ設備でした。
中でも巨額の投資をしたインフラ設備は下記の3つ
- 東海道新幹線の開通 3,799億円
- 地下鉄の整備 2,328億円
- 首都高速道路の整備 722億円
これ以外にも道路・街路設備などに1,000億円以上かけてます。
当時のオリンピックが日本にもたらした経済効果が伺いしれます。
オリンピックの成功に向けて、先人たちが一丸になったおかげて、21世紀の現在でも利用してる交通基盤が多くあります。
2020 年 東京オリンピックは?
以前のオリンピックが「大量生産・大量消費」の時代だったため、経済効果が人々に実感しやすかったと言えます。
現在は、日経平均が上がってるいるものの、企業がプールし、従業員に還元する事がないために、実感が薄くなってるかもしてません。格差の増大に繋がっています。こちら側をみれば、ネガティブに感じるかもしれませんが、一方で個人としての活躍が増えるとの良い面もあります。
特に、海外から日本にくるインバウンドはどんどん増加してます。この経済効果は大きいです。
2020年の訪日外国人観光客は3600万人に!
外国人観光客の増加と共に、一人当たりの消費額も増加してます。また「モノからコト」への消費に変わってきてます。
一時期の爆買いブームから体験型に変化しています。
日本は世界有数の観光大国になっています。日本に一度きた観光客は何度も日本くる「リピーター」になっています。
それは日本人の「お・も・て・な・し」の心や日本食・独特の文化に起因してると考えられます。
東京オリンピックを機にアジアに注目が集まります。
日本だけでなく海外にも目を向けて見ると、個人としても日本法人としても様々なチャンスを秘めてます。
2020年の東京オリンピックをきっかけにグローバルな視点でお過ごしする事をオススメします。
まとめ
今回は東京オリンピック・パラリンピックの新旧を見てきました。
オリンピックを機に個人や日本法人でもグローバルに活躍する事を考えるのもオススメです。日本は資源がないですが、人が資源です。そして日本は貿易大国です。
2020年1月1日に日米貿易協定が発効されました。これは関税を引き下げるというものです。牛肉は38.5%->26.6% 段階的に引き下げて2033年には9% その他のナチュラルチーズや一部のワインなども将来的には関税撤廃へ。
こうして世界全体の動きを理解する事で、私たちが何をすれば良いか見えてくるように感じます。
ちょっと硬くなってしまいましたが、それぞれの人が幸せに過ごす事で全体も良くなると思ってます。いつも、ワクワクで幸せな選択をする2020年にして、東京で開催されるオリンピックを思いっきり楽しんじゃいましょう♫