ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられています。既に紀元前からインディアンの食用作物として重要な位置を占めていました。コロンブスのアメリカ大陸発見後、アメリカ大陸からヨーロッパへと様々なものが持ち込まれます。ひまわりは1510年、スペイン人がひまわりの種を持ち帰り、マドリード植物園で栽培を開始しました。

当時は「インディアンの太陽の花」「ペルーの黄金の花」と呼ばれていました。約100年後の17世紀、ようやくスペインからフランス、イギリス、ロシアへと広まっていきます。日本も17世紀に伝来しています。

スペインはヨーロッパにおけるひまわりの伝道師的立場になりました。アンダルシア地方のひまわり畑は、今では有名な観光名所になっていますよね。夏のイメージが強いひまわりですが、スペインは日本と比べて暑さと乾燥が厳しく、見頃は5月末から6月と早めに訪れるのだとか。アンダルシア地方より暑さがやわらぐ北スペイン地方では、7月頃でも見ることができるようです。

ひまわりは鑑賞用としてではなく、食用として重宝されていた花なのです。
現代でも種の高い栄養価は評価されています。

【ひまわりの種は魔法のスーパーフードだった!】

ひまわりの種(Pipas de Girasol)はスペインに滞在した方はご存知かもしれませんが、スペインでは、一番ポピュラーなナッツなんです。子供のおやつ、映画館で映画を見ながら、歩きながら、おつまみetc国民的フードです

そこで、ひまわりの種の効能を紹介いたします。

1.生活習慣病・動脈効果の予定
ひまわりの種にはコレステロールの上昇を抑える脂肪酸・リノール酸が含まれています。リノール酸を摂ることで動脈硬化の予防・生活習慣病予防に効果があります。
 
2.高血圧の予防・むくみ対策
体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出してくれる作用のあるカリウムを含んでいるので、高血圧の予防や、冷え性や生理前にむくみやすい女性におすすめです。
 
3.うつ病予防
脳神経伝達物質セロトニンを合成するのに必要な幸せホルモンの一種、トリプトファンを含んでいるので、ストレス緩和・うつ病の予防に効果を発揮します。
 
4.アンチエイジング
ビタミンEのもつ抗酸化作用によって老化防止・コラーゲンの材料となるタンパク質を含みため美肌などのアンチエイジング効果に期待ができます。
 
5.免疫力の向上
ビタミンEに葉酸がプラスされ、免疫力を高めてくれます。
 
6.ダイエット
ひまわりの種に含まれるマグネシウムがストレスによる増えるホルモンコルチゾールの分泌を抑え、脂肪が燃えやすい体質へと改善します。
 
7.便秘解消
食物繊維も豊富に含まれているため、お通じがよくなり、便秘解消に役立ちます。
 
その他にも…「カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄・」などのミネラルが豊富ですし、ビタミンB群も沢山含まれています。
 
スペインでは、ひまわりオイルも良く使われてます。オリーブオイルとひまわりオイルは家庭の常備品です。ひまわりオイルはポテトフライに良く使われています。
 
スペイン人はひまわりの種を良く食べるから、明るく、元気いっぱいなのかなぁと思います。ストレスが多い方やウツ気味な方は、セロトニンを増やす事で心が健康になります。
 
ひまわりは観賞用だけでは無く、食用として生活に取り入れて、幸せホルモンを一杯にハッピーな毎日を過ごすしたいですね。